08)BLOG: March 2012ARCHIVE
新作に合わせて、過去の11作品をボックスにした
マドンナの『The Complete Studio Albums』が届いた。
全アルバムを持っていてもこういうのは
単純に欲しいものです。
ただ不思議なのは、全11枚のCDに
外箱が付いて約3300円ってことは
卸値が・・・などと考えると「原価は幾らなんだ?」
と職業的に考えてしまいます。
まぁマドンナ級の大物なら売り上げは桁違いなので
プレスも大量にして安くあげられるし、
しかも旧譜だから制作コストもかからないし
かかったとしてもリマスタリング代とか
デザインのリサイズ代くらいかな。
なのでこの辺は分かるにしても、
最近ヨーロッパのレーベルでも
物によっては3枚組の作品が並行輸入とかで
驚きの1000円前後で買えたりします。
一時期某ディスカウント・ストアあたりにあった
物価の安いアジアからの逆輸入CDとも異なるし、
「なんでだろう?」となりますが
買う側からすれば嬉しい限りですよね。
配信でフル・アルバムをダウンロードするより
フィジカルが安いって場合も多々ありますので
たまにはCDも手にしてみましょうという話でした。
幾つかNEWSを。まずはGOOD NEWSから。
HOT STATION「Every Little Dub Step」の
監督を務めた笹木恵水さんと
カメラの岡崎孝行君のコンビ(撮影時写真が下)が
小樽フィルムコミッション
『約束のネイロ ~小樽のネイロを訪ねたくなる~』で
最優秀賞を獲得しました!! おめでとう!!
上のサイトから観れますのでチェックしてみて下さい。
意欲的な人、僕は年齢関係なく応援したくなりますね。
で、僕の周りのそんな代表格がGENUINE FAKESなんですが
次作アルバムのコンセプトを決めて取りかかっもらっていたのに
「ちょっと思いついた」というのでアルバムとは関係なく
何曲かデモを貰い、天候に関するタイトルが入っていたので
僕が『Weather The Storm EP』と名付け19BOX052として出ます。
これには“困難をうまく切り抜ける”という意味と
マッシヴ・アタック/クレイグ・アームストロングの
あの曲への情景を重ねたものです。
で、メイン曲の「Hurricane」に『別ヴァージョンでこんなミックスはどう?』
的な案を出してたら『だったらやって下さい』という当然の流れになったので
僕はリミックスではなくエディットという形で再構成してみました。
19BOXのSOUNDCLOUDで聴けます。
曲作って、曲作って、曲作って、長時間の選曲を
淡々とこなしている間に、担々麺を食べよう!とはならず
無性にお魚が食べたくなり、連日のお魚フィーヴァー。
房総の地魚ばかり食べれるお鮨屋さんだったり、
この前、後ろ髪を引かれてちょっとで切り上げた
魚介系大衆酒場を再訪するなどしてみました。
あわびや白子などなど、
白バイ貝など、やはりどれも旨い。
定例メンバーでの飲みだったので
ひとりにお酒をお土産で抱えて行ったら、
残念なことにその前の打ち合わせの移動の際に落とし
割ってしまい、ちょいと気分はブルーでしたが
すっかりご機嫌になりました(お酒のせい?)。
で、他にも色々行きましたが、お魚ばかり続くので
変化球ということで『きたなシュラン(現:トラン)』で
3星を獲得したことで更に有名になってしまった某店へ。
もう大将の喋りのオンステージがすごく
夢中になりすぎて最後には
はまぐりの酒蒸しを焦がして捨ててました(笑)。
外からだとこういう風貌ですので、
その筋の方はピンと来ますよね。
で、さっきBENIさんのライヴを観てきたので
紅虎の餃子・・・とはいかず(チェーン系は行かないので)
別の気になっていた中華のお店でおつまみメインに
餃子を食べたので、しばらく外での飲み食いは
おとなしくする予定です、きっと。
今週は体調を崩して外に出れる状態ではなかったので
制作に没頭し、リミックスを3つ仕上げた。
暑くなる前に仕事しないと夏が超せないって噂もありますが
まぁ、随時出てきますので、しばしお待ちを。
で、そんな合間にTVを観る時間があったので、
海外ドラマだけでなく、録っていた2時間ドラマもみたら
冒頭すぐに全部の展開が読めました。生き別れの姉妹に、
血がつながっているから許されなかった結婚。勿論犯人も。
そして100%予想通りでした。ベタだけど、観ちゃいますよね。
佐藤藍子さん、確か前にも西村京太郎サスペンスで
同じような設定があったはずでした。
曲も色々と聴いてましたが、中でもよく聴いていたのが
今はひとりになってしまったレフトフィールドの
ライヴ盤『Tourism』と、ちょい前ですがチルりたいので
『Armada Presents Trance Classics』の3枚目。
LOWLANDがやってるクラブ・クラシックの
チルアウト・カヴァー集。シンプルだけど良いです。
何故、独立してこれ出さなかったのか不思議なくらい。
でも、世の中にもっとチルアウトの良さを分かってもらうため
まだまだ啓蒙活動は続けないといけませんね。
HOT STATIONのアルバム『Muzik 4 The Boyz』
発売からもうほぼ2ヶ月が過ぎたのですが、
ようやくここからのシングル・カットを紹介できます。
beatport先行で19BOX52「Every Little Dub Step」が
本日発売となりました。
三者三様のリミックスをお楽しみ下さい。
特に『Chilled Euphoria』が好きだった人は
DcM-8のリミックスは要チェックです!!
今年は昨年より少ないと言われていた花粉ですが
一気に飛散したためか、目が悲惨な状態に。
耐えきれず、遂に注射を打ってきました。
で、少し良くなったこともあり、
HOT STATIONのアルバムでお世話になった御二方と
ずっと延び延びになっていた散策ツアーを決行。
今回の引率者でもあるおひとりは、
実は約15年前から知っているのに(つまり雑誌時代から)、
当時僕が飲めなかったこともあり飲む機会がなかった達人。
選んだのは、神社仏閣があることで、下町な雰囲気のある場所。
まずはお魚の美味しい、しかも種類豊富なお店から。
アオヤギや赤貝など貝系の刺身をつまみーの
うなぎの肝焼きなどいきーの
まぁ色々あるのに次があるので程々にして
一回、東エリアに何軒かある立ち飲み屋さんをはさみーの
モツの名店。厳選されたメニューが素晴らしい。
しかも串にささった牛にこみが珍しい。
で、まだまだハシゴしたいのだけれど、
キリがないので最後にもう1軒。
でてきたチューハイは、9割焼酎が既に注がれていた。
テーブルにある割りものを自分で注ぐのですが
下町恐るべしですね。
鼻炎薬でなんとなくごましていた花粉症、
先週末からいよいよ効かなくなってきて
微熱が続き目も痒くて、何をするにも持続力がなく
泣きそうな日々なので嫌いな雨もこの時期は歓迎です。
で、先日気分転換に『Miles Davis' Alumni Super Session』と
題されたロベン・フォード、ジョーイ・デフランセスコ、
オマー・ハキム,ダリル・ジョーンズ、ウォレス・ルーニーによる
セッションをBillboard LIVE TOKYOにて観戦。
ジャンル問わず、しかもUKアーティストとの客演、
例えばスティング、ダイアー・ストレイツ、ボウイ、
などなど挙げたらキリがないですが、
個人的にはブライアン・フェリー『Boys And Girls』なんかも
演っているオマー・ハキムのドラムが大好きなのです。
で、異種格闘技といえば、スティーヴ・アオキの
デビュー・アルバム『ワンダーランド』を聴いてみた。
全部ヴォーカル入りなのも驚きだが、
今ヒップホップからのエレクトロ・アプローチは
流行りでもあるのだが、そこにロックやパンク感が入って
そつなくポップにまとめる上手さは彼らしいところ。
日本盤ボーナスのAVHとのレイヴィーな「Brrrrat!」はやっぱいい。
それにしても、一時代のトランス的なフレーズが
台頭してるのは何故なのでしょうか。
しかも、みーんなサイドチェイン使い過ぎな気がします。
まぁ音楽をパソコンで聴く時代だからこそ、
ベースが前に出るエレクトロが時代なんでしょうけどね。
先月、制作はリミックスばかりで、
考えたら月末にオリジナルをちょいと作った程度で
3月に突入してしまった。いかんなぁ。
近々発表出来ると思う新しいCDの企画も
大好きなリミキサーが参加して嬉しい限りですが、
幾つもいろんなことが重なってそりゃもう大騒ぎ。
でも、そんな中、よくある日常の風景を少し。
ZTTのレーベル・コンピ『The Art Of 12", Volume Two』を聴き
やっぱMINT JULEPSの「Every Kinda People」はいいなあと再確認し、
じゃあ、大元のROBERT PALMERを聴こうじゃないか、となり
ベスト盤を聴いていたら、そりゃPOWER STAIONもでしょ、となり
再発アルバムに付いたDVDまで観て、そうくればもちろん
ARCADIAでしょう、となり、今度はDURAN DURANに行き着いて
ようやくこの数珠つなぎ行為は終わるのですが、
さっぱり意味がわからん、という人はすっ飛ばして下さい。