艋舺夜市
第4回目は艋舺夜市です。といっても「どこそれ?」的な
人も多いと思います。何故なら、大概は龍山寺周辺では、
一緒くたに華西街観光夜市を紹介することが多いようで、
実は、艋舺(萬華)夜市という名前が、華西街観光夜市、
廣州街夜市、そして梧州街夜市を含んだ総称なのです。
つまり、華西街観光夜市といいながら、実は違う夜市を
紹介している記事が多い。これから詳しく説明しますね。
最寄駅は、西門のお隣、ブルーの板南線の龍山寺站。
今回、少し長くなりますが、お付き合い下さいませ。
まず、MRTの龍山寺站を降りて最初に向かって貰いたいのは、
売り切れたら早々に閉まってしまう胡椒餅の福州元祖胡椒餅。
細い路地をグイグイ進んで下さい。もう絶品としか言えません。
そして、福州元祖胡椒餅の手前にある、萬華戲院旁巷内の
大腸麵線ではなく、魷魚羹をセレクト。何故なら麺線では、
近くに陳記麵線というお店があるので、そちらで食べて
欲しいのであります。さて、まずは一旦お参りしましょう。
それでは、メイン通りである廣州街夜市に向かいましょう。
信号を越えたところに、艋舺夜市という電飾看板を
発見出来ます。まず、ここがスタート地点となります。
最初に現れるのが、葱抓餅(美味しいのでここからどうぞ)。
そして、龍都冰菓専業家にINしましょう。老舗です!!
先に進むと右手にデッカイ門が見えます。華西街観光夜市の
入り口となります。ここには、多くのマッサージ店や蛇肉のお店
なんて変わり種もありますが、猥雑な雰囲気が漂います
(歩いていると気付くと思うのですが、この近辺、
治安は比較的悪いし、年配の化粧濃いめのお姉様達が
たくさんいます。何故かはここでは敢えて言及しません)。
華西街観光夜市の終わりまで来ると、華西街魯肉飯的故郷、と
デッカク謳っているので、戻る際に小王清湯瓜仔肉にて
香菇魯肉飯などで燃料補給しながら、元に戻りましょう。
戻ったら右に曲がり、直進すると十字路の左手に、
有名な懐念愛玉冰が左手に見えますので、水分補給
(クラシックにビニール袋支給:輪ゴムなし)です。
では、左に曲がりましょう。この通りでお薦めなのが
原汁排骨湯のお店!端的に言うと、スペアリブスープ。
色んなところで食べましたが、ここ以上に出会っていません。
そして、並びにある萬華麻油雞にて雞胇(ゴールデンボール)。
Uターンして、メインを越えて直進しましょう。ここが、
所謂、魚と肉系の屋台が立ち並ぶ梧州街夜市です。
通りの突き当たりに来ると、このサインがありますが、
ここまで来る必要はありませんので、お店がなくなったら
また戻って、メインに来たら右に曲がり、ゲームなどの
お店をチェックして終わりまで行ったら、Uターン。
それまでに気になったお店を再度チェックして下さい。
また、龍山寺を目の前にし、別途、右手にあるのが、
西昌街夜市という青草茶系や洋服が並ぶ通りもあります。
さて、次回は学生向けの夜市、公館夜市へと向かいます。