June 2010ARCHIVE
外に出ると、湿気でカビた臭いがするくらい
連日の湿度80%には参ります。
おまけに食欲激減、飲む気も失せて、
連日、スイカに(4Lくらいで500円だった!!)
ちょびっと泡盛コーヒーの牛乳割り程度。
健康にはいいけど、あと3週間近くの辛抱。
作業能率が落ちてはいるけど、
フテ寝しながら乗り過ごそう(ウソ)。
幾つものコラボ系の作品に並行し、
他の人のミックスダウンまで立て続けにあり、
かなり泣きそうでしたが,少し一段落。
全くソロ作品に手をつけれなかったので
そちらもやなかきゃという感じですが、
この天候は嫌になりますね。
一時的に晴れると、というか湿気がないと
かなり快適に過ごせます。
謎に北京ダックが900円の本格中華屋さんで
食したりしましたが(元有名ホテルの料理長なので美味しい)、
最近、新規開拓する暇がなくいかんですね。
さて、19BOX LIMITEDから今年の2作品目、
19BOXLTD005 DJ 19 VS THOMAS PENTON
「3 A.M. DELIGHTFUL」のSOTA S. FIDGET ROCKIN' MIX
7/19にbeatportで先行発売となりました。
発表はまだですが、今度音楽を手掛けることになった
舞台のオーディションに立ち会いました。
それも立て続けに約50人。
既に輝いている人もいますが、原石も多数。
いいですね。
話は変わって、もはやYMO的商法になってきた
ART OF NOISEが『Influence』というアルバム出します。
ファンは垂涎というか、無条件降伏で揃えますよね。
ずんの飯尾さんによる天才的な「WON'T BE LONG」が
頭から離れないで困っています。
とはいえ世界的にはサッカーなわけですが、
やはりイギリス、恒例な感じで今回はShout For Englandという
デイジー・ラスカルとTVタレントのジェイムズ・コーデンによる
ティアーズ・フォー・フィアーズの「Shout」を
ベースにした曲が流行ってますね。
他にもUK好きならお馴染み
ライトニング・シーズのイアン・ブロウディが
手掛けたTHE SQUADの2010年度版、
ロビー・ウィリアムスやイアン・ブロウディなど参加し
プロデュースはトレヴァー御大の
「3 Lions 2010」もそこそこ売れました。
個人的にイングランドものは'90年の
ニュー・オーダー「World In Motion」ですかね。
あっ、そういえば上海でよく食べてた
焼き小籠包(生煎)、ようやくゲット。
やっぱ日本価格ですね、どこも。
とうとう嫌な梅雨入りです。
そんな時期を乗り切るために
蟹パーティー・オール・ザ・ナイト。
カニエ・ウェストをBGMに(ウソ)、
各自持参のお酒(特に今回はこの生酒がベスト)を
随時飲み干しながら、焼き蟹も間に挟みつつ、
シメの蟹汁までカニ・カニ・カニ。
食後は勢いに乗ってジャム・セッション。
あとで冷静に聴くと、こんなもん出せませんな。
延々続く制作に疲れ気味なので
この前、童心に帰るツアーを決行。
その中身は、小銭を握りしめて楽しもうという趣旨。
例えば、たこせんは100円。
もんじゃ焼きは駄菓子屋に併設する
昔ながらのスタイルで400円。
他にも時代が止まったかのようなお店を
大人達がハシゴして堪能しましたとさ。
六角瓶のラムネも飲みたかった...。
てな感じで、リフレッシュし、原点に帰るべく
リズムも分かりやすいサンプリングなんかで
とは思うがなかなか使い古されただけに難しい。
特に、70年代のファンクやGO-GO系、
いいのが多くて関係なく聴きまくっていて
特にソウル・サーチャーズの「Ashley’s Roachclip」なんか
エリック・B&ラキムの「Paid In Full」
PMドーンの「Set Adrift On Memory Bliss」
EMF「Unbelievable」にデュラン・デュラン「Come Undone」
最近ではロイドの「Girls Around the World」など
使われまくりの定番なので聴くだけでアガります。
SUMANTRIの『Bali Lounge Sessions』、
こういったとこにも出てます。
お時間あるかたは是非。
ちょいと触れられていますが、
次は沖縄を予定しています!!
さて、本日悲しいNEWSが。
あの渋谷の象徴ともいうべき
HMVがなくなってしまいます。
なんだか寂しいですな。
何度も自転車に乗ろうとするのに
フラフラして全く乗れないオジサンが。
きっと自転車に乗るのが久しぶりで
感覚がつかめないのかと思っていたら
ドリフのなみのズッコケをし、酔っぱらいと判明。
「オジサン危ないから押して帰ったら?」
との問いかけにも、「近いから大丈夫」という
意味不明な答えが戻ってきたので
「いやいや近いなら尚更乗っちゃダメでしょ」と諭す。
そしたら「だったら家まで支えてよ!」と更に謎。
初対面で家を知らないのは当然ながら、
そこまでして乗りたいか!と心で叫ぶ。
結果的に、自分の酔い加減を悟ったのか
観念して歩いて押して帰っていきました。
さて、本日、19BOXAL004
SUMANTRI『Bali Lounge Sessions』発売です。
他でも一斉に配信開始です。
19BOX (JUKEBOX) RECORDINGS is proud to announce their biggest package of 2010 so far, a collaboration between 19BOX's label boss DJ 19 and the UK's MOUSSA CLARKE. The Original Version was featured on DJ 19’s recent “Phuturefunk” album. Now the upgraded versions for the single release feature the vocal talents of HIROKO INOKUCHI, who sings in a Japanese traditional style called Shigin. The new mixes are all huge in their own right. MOUSSA CLARKE leads the pack with a quirky and devastatingly effective big room houser, while DJ 19 keeps the old school piano vibes alive while turning up the progressive dial. Further remixes come from Canadian outfit LES BOYZ ELECTRO in the form of a very current-sounding piece of melodic euphoria, Egyptian house hero TAMER FOUDA with a tribal-tastic slammer, and last but not least, Belgium's DIMIX with some rocking big-room techno vibes. The project is a multi-national collaboration and a melting pot of dancefloor styles – just how we like it here at 19BOX towers.
遂に『Phuturefunk』からのラスト・シングル。『トレインスポッティング』でお馴染みPFプロジェクトのMOUSSA CLARKEとの共作で、アルバムのラストを飾っていた「Acid Piano」を、シングル・カットに際し、新たに井口弘子の詩吟をフィーチュアしてアップデートした。DJ 19だけでなく、MOUSSA CLARKEもそれぞれニュー・ミックスを提供している。
19BOX037 DJ 19 & MOUSSA CLARKE featuring HIROKO INOKUCHI / ACID PIANO
ここ最近、スペインだったり、オランダだったり
立て続けにコラボ作品を合間をみて仕上げていますが、
今までのように4つ打ちではなくチルな感じになっています。
ただ、ビートレスなありきたりなのだとつまらないので
なるべくなんか変な雰囲気になるよう心掛けてますが、
果たして締め切りに間に合うかだけが不安です。
さて、コラボといえば、以前ちらっと触れた
僕とムーサ・クラークとの19BOX037「Acid Piano」、
7/5のbeatportを皮切りに発売されます。
海外でのリアクションも好評で
まんべんなく全てのヴァージョンが使用されているようです。
その前の19BOX036、JAFROSAX「Xposure」は
6/21に発売となっていますんで、そちらもお願いします。
『アメリカン・アイドル』のシーズン9の優勝者が決まった。
しかしながら、視聴率及び、ここからデビューした
アーティストのCDセールスは年々落ちているという。
まぁこの時代、CDセールスだけが全てではないので
こうした視聴者参加型番組でデビューした人は
他の新人に比べれば勿論いい数字なのは間違いない。
この辺の番組でよく出ている
辛口評論家サイモン・コーウェルに焦点が当たりがちだが、
番組を企画しているサイモン・フラーは、
実は元々ポール・ハードキャッスルの「19」をきかっけに
19 MANAGEMENTを設立し、数々のアーティストを輩出、
そして今や世界的な大金持ちのひとりになっているんですな。
まぁ、そんなことはどうでもいいんですが、
こうした番組から出てきた人の中では
『ブリテンズ・ゴット・タレント』からの
ESCALA(エスカーラ)は個人的に好きでした。
トレヴァー・ホーンのプロデュースで
元AONのゲイリー・ランガンが関わっているのもありますが、
カヴァーのピックアップが秀逸で、
クラブ系だとロバート・マイルズの「Children」に、
ロブ・ドューガン「Clubbed To Death」など
(ライナーも書いたいい作品だけど日本では売れなかった)
他にもチルアウトの名作モリコーネの「Chi Mai」もやってます。
結果的に国内盤はまだ見送られてますが
クラシカル・モダンな感じが好きならいけますよ。