シャーデーやでー
鼻がムズムズして
花粉の気配を感じますが、
早く過ぎ去るのを祈るばかりです。
英米ともTVオーディション番組出身の人ばかりが
注目を浴びる中、一番のCD購買層である
年配層にもアピールする真打ちが復活しました。
すでに昨年9月くらいにはいよいよ来年、と噂されていたのですが、
シャーデーが約10年ぶりにオリジナル・アルバム
『ソルジャー・オブ・ラヴ』を出しました(日本では来月)。
普通、10年も活動しないと忘れ去られますが、
この現世と乖離した感のあるペースが
今のシーンに警鐘を鳴らして欲しいものです。
売れるアーティストほど量産を望まれ、
その結果、飽きられるのも早く
消化されるサイクルにくいこまれていく...。
本来、レーベルはアーティストに無理強いせず、
育てて行くというスタンスで、次第に実力をつけさせ、
クオリティを伴っていくことになったのですが
今では回収を急ぐがため、育てる前に契約解除。
ウチのレーベルでも国内外、育成中のアーティストがいますが、
いずれクラブ・シーンを飛び越えて巣立っていって欲しいものです。